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「ペット相談可」ってどういう意味?賃貸物件でペットを飼う際のポイントや注意点を解説 

2025.04.28 2025.04.28

賃貸物件を探す中で目にする機会の多い「ペット相談可」の文言。この言葉の具体的な意味とは、どのようなものなのでしょうか。ペット相談可の具体的な意味や内容、またその物件を選ぶ際の注意点やメリット・デメリットについて、詳しく解説します。 

「ペット相談可」の意味とは? 

賃貸住宅を探している際に、目にする機会も多い「ペット相談可」の物件。しかし、その具体的な内容やメリット・デメリット、似た言葉である「ペット可」との違いなど、詳しくは知らないというポイントも少なくありません。まずは「ペット相談可」の意味について、具体的に解説していきます。 

「ペット相談可」と「ペット可」の違い 

「ペット相談可」と「ペット可」は、一見すると「ペットを飼える」という意味で同じに見えますが、実際には違いがあります。 

ペット可は、その名の通りペットの飼育が許可されている物件のこと。そのため、契約時に特別な交渉をしたり、飼育に際して別途交渉が必要になったりすることはありません。

それに対してペット相談可は、相談した上で許可がでれば飼育ができるという意味です。そのため、ペット相談可の物件で飼育を始めようと思った場合、オーナーや管理会社に相談し、正式に許可をもらわなければなりません。 

ペット相談可の具体的な条件とは? 

一口にペット相談可と言っても、その具体的な条件に関しては物件によってさまざまです。 

例えば、ペットの種類や数、体重、サイズなどに制限がある場合が多いでしょう。また、ペット飼育の有無によって、敷金や礼金の追加、ペット飼育専用の規約順守などが追加で求められるケースもあります。具体的な条件は物件毎に異なるため、事前にこれらの条件をしっかりと確認し、納得した上で契約することが重要です。 

ペットの種類 

ペット相談可の物件では、ペットの種類について規定されているケースが多くあります。犬や猫のような小型の動物のみを許可しているところもあれば、「1頭まで」といった具合に飼育頭数で制限をかけているところも。また場合によっては、具体的な犬種まで指定されていることもあります。さらに爬虫類や大型動物など、あまり一般的ではないペットの飼育は、認められないケースも少なくありません。 

ペット相談可のメリットとは? 

ペット相談可の物件のメリットは、きちんとルールを守ればペットの飼育ができる点です。賃貸物件においては、ペット禁止が基本となっているため、ペットを飼える可能性があるだけでも、大きなメリットと言えるでしょう。またペットの飼育を前提としていることから、ペットに優しい設備や周辺環境が整っている場合もあります。 

ペット相談可のデメリットとは? 

ペット相談可の物件は、ペット禁止の物件と比べると家賃や修繕費などが高額になりやすく、また契約条件や利用規約なども厳しいものになりがちです。また、自身だけでなく、隣近所の住民もペットを飼っている可能性が高くなるため、ペットを原因とした近隣トラブルが発生する可能性も考慮しておかなければなりません。 

コストがかかりやすい 

ペットを飼育していると、物件へのダメージはどうしても大きくなりがちです。そのため、敷金や礼金がペット禁止の物件よりも高額になったり、退去時の修繕費が別途発生したり、家賃そのものが周辺価格と比べて高くなったりすることも珍しくありません。こうしたコストをしっかりと把握した上で、物件探しを進めて行く必要があります。 

物件数が少ない 

ペット相談可の物件は、ペット禁止の物件に比べると圧倒的に数が少ないのが実情です。そのため、希望のエリアや価格帯で物件が見つからず、物件探しが難航してしまうケースもあるでしょう。場合によっては、エリアを変える、家賃や間取りなどの条件を見直すなど、柔軟に対応していくことが求められます。 

近隣トラブルに注意する必要がある 

ペットを原因とした近隣トラブルが発生するケースもあります。ペットの鳴き声や臭い、共用部分でのマナー違反などが原因でトラブルに発展することも多いため、しつけは徹底しておかなければなりません。また、自身のペットへのしつけが徹底されていても、近隣住民のしつけが徹底されていないことも。加害者にも被害者にもならないよう、注意したいところです。 

ペット相談可物件を選ぶ際のポイント 

ペット相談可の物件を選ぶ際は、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。ペットとの快適な暮らしを実現するためにも、ペット全般に共通するポイントや犬・猫、小動物などで注意すべきところについて解説します。 

ペット共通で押さえておきたいポイント 

犬や猫、小動物、爬虫類、魚類などペット全般に共通して押さえておくべきポイントは以下の通りです。 

動物病院が近くにある 

物件から近い距離に動物病院があるかをチェックしておきましょう。ペットの病気やケガなどが生じてしまった際に、車や電車などで長距離移動する必要のある物件であれば、症状が悪化してペットに苦痛を与えてしまいかねません。できる限り徒歩圏内に、急な病気やケガに対応できる動物病院があると安心です。また、自分の飼っているペットの種類に対応している病院かどうかも確認するとよいでしょう。 

ペット用品店が近くにある 

ペットフードやトイレ用品など、消耗品のペット用品を気軽に購入できる店舗があるかをチェックします。特に大型のペットの場合、頻繁に消耗品を補充しなければならず、ペット用品店を利用する機会が多くなります。ネット通販も利用できますが、急遽必要になった場合にも買いに行ける距離にペット用品店があると便利です。 

収納スペースが確保できること 

ペットフードやトイレ、ケージをはじめとするペット関連の道具を収納するスペースがある物件を選ぶことが望ましいです。特に室内飼いの場合は、ペット用のスペースと人間用のスペースを分けられる収納があるとよいでしょう。クローゼットや押し入れの数や容量をチェックし、どこに何を収納するかを事前に検討することをおすすめします。 

築浅物件を避ける 

築浅物件は見た目が美しく、設備も新しい点が魅力ですが、一方でペット飼育が禁止されているケースが多いです。また、オーナーが物件の美観を保つことを重視している場合が多く、ペット相談可であっても条件が厳しいケースもあるようです。築年数が経っている物件の方がペット相談可の可能性が高いため、築浅物件を避けて探すのもよいでしょう。リフォーム済みの築古物件であれば、室内の設備や美しさも築浅物件並みで満足できるはずです。 

日当たりの良い物件を選ぶ 

ペットにとって日当たりは重要です。特に犬や猫は日光浴が好きな動物なので、日当たりの良さを重視して選ぶことをおすすめします。また、周辺にペットの散歩可の公園があれば、遊び場所にも困らず快適に過ごせるでしょう。 

犬・猫の場合 

犬や猫は動き回るため、特に以下の点に注目して物件を選びましょう。 

キッチンが分かれている物件を選ぶ 

キッチンが独立している物件が望ましいです。キッチンに扉があれば、ペットが食品を誤って口にしてしまったり、キッチンの物を壊したりするリスクを軽減できます。火や刃物など危険な物を取り扱ったり、犬や猫が食すべきでない食品を調理したりする場所ですので、安全を確保できる環境を選ぶことをおすすめします。 

低層階を選ぶ 

特に犬を飼う場合は、エレベーターを使わずに自宅へ戻れる低層階を選ぶことが推奨されます。エレベーター内は狭い密室となり、動物が苦手な人への配慮が求められますので、できる限り階段での移動を心がけましょう。低層階の物件であれば、動物が苦手な人とエレベーターで一緒になることを避けられますし、散歩に出かける際の運動にもなります。  

広めの間取りを選ぶ 

犬や猫は広いスペースで動き回らなければ、ストレスを感じてしまいます。特に運動量が多い犬種の場合、狭い空間では運動不足になってしまったり、ストレスがかかってしまったりするため、広いスペースを確保できる間取りを選びましょう。猫を飼う場合は、キャットステップやキャットタワーなどを設置し、自由に動き回れるよう工夫するとよいでしょう。 

小動物・爬虫類・両生類・魚類などの場合 

小動物や爬虫類、両生類、魚類などは犬や猫とは異なり、ケースにて飼育するのが基本です。そのため、犬や猫を飼う場合とは異なるポイントを押さえておく必要があります。 

飼育ケースや水槽の設置スペースを確保できる間取りを選ぶ 

飼育ケースや水槽の設置スペースを確保できるかどうかをチェックします。特に大型のケージや水槽を設置する場合は、専用のスペースや部屋を用意する必要があるため、間取りを確認して設置場所を検討しましょう。また、室内でデリケートな動物を飼育するため、湿度や温度管理がしやすい環境であるかも重要です。エアコンや加湿器などの設置位置なども配慮しましょう。 

ペット相談可の注意すべきポイント 

ペット相談可の物件を選ぶ際に特に注意すべきポイントは、契約条件やペットに関連する規約です。飼育可能なペットの条件などを確認するのはもちろんですが、ペットが原因で傷ができた場合の責任は誰が持つのか、退去時などにペットがニオイが残っていた場合はどのように対処するのかなどは事前にチェックしておきましょう。また隣近所の住民がどのようなペットを飼育しているのかなども事前に知っておけば、トラブルを避けやすくなります。 

ペット相談可の物件トラブル回避術 

ここからは、ペット相談可の物件に住む際に起こりうるトラブルを未然に防ぐための回避術を紹介します。特に契約時や入居後に注意すべきポイントを押さえ、快適なペットライフを実現しましょう。 

入居前の契約書・条件の確認ポイント 

入居前に契約書や条件をしっかりと確認することが、後々のトラブルを防ぐ鍵となります。特にペットに関連する特約事項や禁止事項をよく確認するようにしましょう。思わぬ禁止事項があり、意図せず契約違反になってしまうケースもあります。また疑問点や不明点などはそのままにせず、しっかりと解消してから契約を進めるようにしてください。 

トラブルが生じた場合の解決策 

トラブルを起こさないように行動するのが基本ですが、万が一トラブルが発生してしまった場合の解決策についても知っておくことが重要です。もしもトラブルが起こった際は、どこに連絡をすればいいのか、どのように対応すればよいのかなどを、事前に把握しておくようにしましょう。トラブルを完全に防ぐことはできません。だからこそ、トラブルが起こった際に起こすべきアクションを事前に決めておくことが大切なのです。 

賃貸物件でペットと快適に暮らすためのアイデア 

次にペット相談可の物件で、さらに快適にペットと暮らすためのアイデアを紹介します。インテリアやスペースの工夫、ペットのストレスを軽減するための方法を取り入れることで、より良い生活環境を作り上げましょう。 

ペット用スペースの確保 

ペットにもさまざまな性格があり、四六時中飼い主と一緒にいたがる子もいれば、時には独りで過ごしたがる子もいます。そうしたペットの性格や暮らし方に対応するため、ペット用スペースを確保してあげると良いでしょう。専用の寝床や遊び場を作ってあげれば、ペットの安心感が高まり、ストレスを軽減させることができます。 

インテリアの工夫 

ペットとの快適な暮らしを実現するためには、インテリアにも工夫が必要です。なるべく物件にダメージを与えないためには、傷つきにくい床材や汚れに強い家具を選ぶと良いでしょう。またペット自身の快適性を高めるためには、滑りにくいフローリングにしたり、万が一の脱走に備えて扉にフェンスを設置したりするなどの工夫もあります。  

ペットのストレスを軽減する方法 

ペットにとって、新しい環境は相当のストレスを感じるものであり、慣れるまで時間が掛かります。そのため、ペットが自由に動き回れるスペースを確保したり、扉にペットドアをつけることで導線を確保してあげたり、散歩に連れていってあげるなどして、ペットのストレス軽減に努めましょう。例えば小さな段差を解消してあげるだけでも、ペットの快適性を向上させることができます。 

ペットと暮らすための賃貸以外の選択肢 

最後に、ペットと暮らすための、賃貸物件以外の選択肢として中古マンション購入について見ていきましょう。中古マンションやリノベーション済マンションなど、賃貸と中古物件購入それぞれのメリットを比較しつつ、自分に最適な選択肢を見つけてください。 

中古マンション購入 

賃貸物件に代わる、ペットと暮らすための物件として、中古マンション購入は非常におすすめです。賃貸物件に比べて自由度が高いため、ペットと快適に暮らせる環境を整えることができるでしょう。ここでは、中古マンションのメリットと、賃貸物件との違いについて解説します。 

賃貸との比較 

中古マンションと賃貸物件の最大の違いは、自由度の高さです。賃貸物件の場合、基本的には自身でリフォームをすることができず、必ずしもペットに快適な空間を作れるとは限りません。しかし中古マンションの場合、家の中を自由に作り変えることができるため、ペットのために細部までこだわっていくことが可能。その分、コストは高くなりがちで、ある程度予算に余裕を持った上でアクションを起こさなければならない点には注意が必要です。 

中古マンションのメリット 

中古マンションは自由なリノベーションができたり、月々の支払額ベースであれば同程度の賃貸物件よりも広い間取りを選べたりなど、自由度の高い生活を実現できるのが最大のメリットです。特にリノベーションに関しては、床材や壁材にこだわるのはもちろん、ペット用の抜け道を用意してあげたり、遊ぶためのインナーテラスを作ってあげたりなど、「ペットのために」を追求していくことができます。 

まとめ 

「ペット相談可」の意味や内容、またそれらを踏まえた上での賃貸物件の選び方や、その他の選択肢について解説してきました。今やペットは、人々の生活になくてはならない存在であり、だからこそより快適な環境を整えてあげたいと考えている方は多いはずです。より高い自由度を求める場合には、中古マンションを購入してリフォームを行うのも有効な手段の一つ。リフォームを行う場合には、ペットリフォームの経験が豊富なところに依頼をするようにしましょう。 

インテリックスは、ペットにもやさしいリノベーションマンションを提供しており、省エネリノベーションforペットというプランも用意しています。
最長20年のアフターサービス保証も実施しているため、リフォーム後のお悩みやトラブルもお気軽にご相談いただけます。
ペットとの最適な住まい環境を求めて中古マンションをご検討中の方は、ぜひ一度ご相談ください。

インテリックスのリノベーション済マンション

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リノベーション済みマンションならインテリックスへ 

インテリックスのリノヴェックスマンションについて 

中古マンションのリノベーションで、業界トップの品質と実績を誇るインテリックスがお届けするリノベーション済マンションが、「リノヴェックスマンション」です。 

築年数の経過した中古マンションを一戸単位で取得し、企画設計を行いリノベーションを施した上で、最長20年のアフターサービス保証を付けて販売。 

さらにリノヴェックスマンションでは、物件ごとにリノベーション内容を記載した住宅履歴を開示。目に見えない部分についても、独自の検査項目や第三者機関の基準に沿った点検内容をクリアするなど、一定かつ高品質を保っており、快適な暮らしを実現いたします。 

実績 

2003年10月に商標登録して以来、20年以上に渡りお客様に支持されてきたリノヴェックスマンション。インテリックスが販売してきたリノヴェックスマンションの販売累計戸数は、27,000戸以上、つまり、27,000世帯以上の新しい暮らしを支えてきました。(2024年2月現在)中古マンションを熟知し、数多くのリノベーションを手がけてきたインテリックスだからこそお届けできるのが、リノヴェックスマンションなのです。 

品質 

インテリックスがこだわるのは、徹底したリノベーション品質です。検査項目は約300ヵ所にものぼり、厳しいチェックをクリアした物件のみを販売。さらに一つひとつの物件は、一般社団法人リノベーション協議会が定める、優良なリノベーションの統一規格「適合リノベーション住宅(R住宅)」に適合しており、発行件数ランキングでも3年連続1位。(2020年~2022年)また住宅履歴のデータ保管も行っており、点検やメンテナンスがしやすくなるのはもちろん、将来売却する際にも役立ちます。 

アフターサービス 

自社内にアフターサービス専門部署を持つインテリックスでは、業界でも初となる最長20年のアフターサービス保証を実現※1。給排水管・ガス管・電気等、大切な設備がしっかりと保証されているので、長く安心してお住まいいただけます。実際に住むことで見えてきたお困りごとも、しっかり解決へと導きます。こうした取り組みの結果、顧客満足度98.7%という数字も達成しました。※2 

※1 給排水管を新規交換した場合 
※2 2021年10月~2023年2月リノヴェックスマンションご購入者アンケート「アフターサービス保証の満足度」N=416

ペットのためのリフォーム・リノベーション事例も豊富 

インテリックスは、お住まいのマンションに対するペット向けリフォーム・リノベーション実績も豊富です。
猫の自由な移動を叶えるためのくぐり戸を設置したり、犬用のスペースを設けたり、お客様・飼主様のニーズを叶える快適空間をご提案します。
是非お気軽にご相談ください。

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