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ペットと快適に暮らせる省エネ住宅の魅力とは? 

2025.08.04 2025.08.04

犬や猫といったペットと暮らす人々にとって、いかに快適な室内空間を作るかは、非常に重要な問題です。自分自身はもちろん、ペットにとっても快適な環境を目指していくにはどうすれば良いか。その答えとしておすすめなのが、省エネ住宅という選択。本稿では、省エネ住宅の概要やそのメリット、ペットとの暮らしにもたらす効果について解説します。

ペットとの暮らしを快適にする省エネ住宅の魅力 

2025年4月より、マンションを含むすべての新築住宅が、省エネ基準適合義務化の対象になりました。これにより、今後ますます増えていくことになる省エネ住宅(省エネ基準適合住宅)は、高断熱・高気密設計によって快適な生活環境を実現できるのが最大の魅力。特にペットと暮らす人々にとっては、自分自身の生活が快適になるのはもちろんのこと、ペットの生活にもより良い影響を与えてくれるため、非常に大きなメリットがあります。 

ペットとの共存に適した省エネ住宅の魅力 

犬や猫に代表されるペットの多くは、人間よりも暑さ寒さに弱く、常に快適な室内環境を整えておかなければなりません。季節によっては、常時エアコンなどを稼働させておく必要があるケースもあるでしょう。省エネ住宅は、高断熱&高気密という特徴を持っているため、室温が外気の影響を受けにくく、エアコンの効きも良くなるため、ペットにとって快適な室内環境を整えやすくなります。加えて、冷暖房の効率が高まることで、電気代の節約にもつながるのが大きな魅力です。 

省エネ住宅がもたらすペットの健康への効果 

暑さ寒さによってもたらされる影響は、人間もペットも大きな違いはありません。暑ければ夏バテのような症状が出たり、寒ければ免疫力が下がってしまったり、寒暖差があればヒートショックを起こしたり。省エネ住宅によって快適な室内環境を整えることができれば、ペットの健康にも大きなメリットをもたらしてくれます。 

省エネ住宅の基本 

ここからは、省エネ住宅の基本的な概念や、そこで使用される性能評価の指標について、詳しく見ていきましょう。 

省エネ住宅とは

省エネ住宅とは、省エネ基準を満たし、高断熱・高気密に作られたエネルギー消費量を抑える性能を備えた住宅のことです。外の暑さや寒さの影響を受けにくく、エアコンなどの効きが良い家、と言い換えればより分かりやすいのではないでしょうか。省エネ住宅には、快適な室内環境を作りやすく、電気代なども節約しやすいというメリットがあります。また省エネ住宅には、その特性や機能に応じて、「認定長期優良住宅」「認定低炭素住宅」「ZEH(ZEH-M)」といった認定を受けているものもあります。 

詳しくはこちら:家選びの基準変わります – 国土交通省

省エネ住宅の省エネ性能基準とは 

省エネ住宅かどうかを定める省エネ性能基準には、外皮性能(断熱等性能)と一次エネルギー性能の2種類があります。外皮性能は断熱性能の高さ、一次エネルギー性能は電気やガス設備などのエネルギー消費量の少なさ、と覚えておくと良いでしょう。この2つの基準に対し、それぞれ等級4以上を獲得できているものが、省エネ住宅を名乗ることができます。 

省エネ住宅が選ばれる理由 

次に、省エネ住宅ならではのメリットや利点について見ていきましょう。その強みを知れば、なぜ省エネ住宅が人々に選ばれているのかが分かりやすくなるはずです。 

光熱費の削減 

省エネ住宅は、高断熱という特徴があるため外気の影響を受けにくく、夏は涼しく、冬は暖かいという環境を作りやすくなっています。また高気密でもあるためエアコンの効きがよく、快適な空気を維持しやすいのも特徴の一つ。そのため、省エネ住宅ではない住宅に比べて、光熱費の削減がしやすいというメリットがあります。 

健康快適 

省エネ住宅にもたらされる快適な室内空間は、そこに住む人々の健康にも大きな影響を与えます。室温が低い家に住む人は、快適な室温の部屋に住む人に比べて健康診断結果に差が出る、睡眠の質に差が出るといったデータもあります。他にも、断熱性が高まることで結露が発生しにくくなり、掃除の手間の削減や、カビ・ダニの発生を抑制するといった効果が期待でき、QOL向上に寄与してくれます。 

詳しくはこちら:健康&快適生活|家選びの基準変わります – 国土交通省

住宅ローン控除や税金の優遇 

住宅を購入した際の大きなメリットと言える住宅ローン控除。2024年1月以降に建築確認を受けた新築住宅の場合、その住宅が省エネ性能を有したものでなれば、住宅ローン控除を受けることができません。また省エネ性能に応じて、受けられる住宅ローン控除の借入限度額も異なるなど、省エネ性能が高ければ高いほど、受けられる優遇も良いものになっていきます。 

ペットと省エネ住宅の相性 

省エネ住宅は、そこに住む人間だけがメリットを受けられるものではありません。人間とともに暮らすペットにも、大きなメリットをもたらしてくれます。ここからは、ペットと省エネ住宅の相性について見ていきましょう。 

ペットに快適な温度管理 

犬や猫は暑さ・寒さに弱く、人間よりもより厳密に温度管理をしていく必要があります。また、冷気は下に溜まりやすいという特徴があるため、背の高い人間には快適に感じる温度であっても、犬や猫にとっては寒いと感じてしまうケースがあるなど、注意を怠ってはいけません。省エネ住宅の場合、高い断熱性と気密性を持っているため、室内の温度を保ちやすく、部屋内の温度差が生まれにくくしてくれます。そのため、ペットにとって快適な温度管理がしやすくなっています。 

光熱費の削減 

ペットのいる家庭の場合、外出時もエアコンなどを稼働させ続ける必要があるなど、電気代がかさみやすい環境と言えます。しかし省エネ住宅の場合、外気の影響を受けにくいためエアコンの効きが良く、一度暖めた(冷やした)空気を維持しやすいという特徴があるため、エアコンなどの稼働率や稼働量を減らすことができ、光熱費削減が期待できます。 

内窓(二重窓)の防音効果 

省エネ住宅の多くは、断熱性能を高めるためには内窓(二重窓)を採用しています。こうした内窓は、断熱だけでなく防音性能も高めてくれるというメリットがあります。防音性能が高ければ、外からの騒音を緩和することができ、また鳴き声といった中の音を外に漏らしにくくなるため、ペットと飼主双方のストレス軽減につながります。 

マンションでの省エネ住宅の選び方 

では、実際に省エネ住宅のマンションを購入する場合、何を基準に選べばよいのでしょうか。適合マンションの確認方法や、選択肢の幅を広げるためのポイントについて解説します。 

省エネ基準適合マンションの確認方法 

2024年4月以降に建設されたマンションは「省エネ性能表示制度」の対象となっているので、広告や販売資料に省エネ性能ラベルが掲載されています。第三者の評価期間が客観的に評価するBELS制度に基づき、エネルギー消費性能や断熱性能、目安の光熱費、ZEH水準を満たしているかなどの情報が載っているので、それらの点をチェックしましょう。 

2024年4月以前に建築されたマンションの場合は、不動産会社の担当者に省エネ性能を確認します。不動産ポータルサイトやパンフレットに掲載されている場合もあるので、そちらも確認するとよいでしょう。住宅性能評価が実施されているマンションの場合、「住宅性能評価書」に省エネ性能が記載されています。 

複数の観点から省エネ性能をチェックして、理想のマンションを選びましょう。 

詳しくはこちら:省エネ性能ラベル|家選びの基準変わります – 国土交通省

省エネ基準適合の中古マンションという選択肢 

新築マンションの省エネ住宅は、夏や冬でも外気温の影響を受けにくく、快適な温度を保ち、光熱費が削減されて節約につながるといったメリットがありますが、一方でデメリットも存在します。 

省エネ基準を満たすために、高性能の断熱材やエネルギー効率が高い冷暖房設備などを利用するため、建築や設備のコストが上がり、販売価格が高くなりやすいのです。また、販売価格を抑えるために、省エネ性能以外の機能を削減してコストダウンする例も見られます。コストダウンしたマンションは生活に何かしらの不便が生じやすいので、注意が必要です。新築住宅に省エネ基準適合が義務付けられたのは、2025年4月1日からなので、省エネ基準を満たした新築マンションの選択肢はまだ少ないというのも課題です。 

そこでおすすめしたいのが、リノベーション済みかつ省エネ基準適合の中古マンションを選択するという方法です。中古マンションも視野に入れれば、選択肢が広がり理想のマンションが見つかる可能性が高まります。 

エコキューブ基準(省エネ性能基準)とは 

エコキューブとは、2022年にリノベーション協議会にて策定した基準のことで、優良なリノベーション基準を満たした「適合R」住宅に対して、省エネ性能の要件を加えたものを指します。エコキューブ基準は、「断熱性能基準」と「消費エネルギー性能基準」で総合的な省エネを推進するもので、省エネ性能を満たした安心の中古マンションの判断基準となります。 

エコキューブであれば省エネ基準適合住宅相当以上であり、住宅ローン控除にも対応。省エネルギー性能レポートで性能が「見える化」できるので、快適に暮らしつつ節約も実現できます。 

詳しくはこちら:エコキューブ|リノベーション協議会

まとめ 

省エネ住宅におけるペットとの暮らしについて見てきました。省エネ住宅は、快適な室内空間の実現や税制の優遇といった人間側のメリットはもちろん、防音性能や室内の寒暖差低減といったペット側のメリットも多数備えており、非常に魅力的な物件と言えます。今後、家探しをする上で重要な要素の一つになるのは間違いありません。中古マンションにおいても、一足早くこうした省エネ性能にこだわった物件は多数存在しますので、家探しの際の参考にしてみるのもおすすめです。 

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リノベーション済みマンションならインテリックスへ 

インテリックスのリノヴェックスマンションについて 

中古マンションのリノベーションで、業界トップの品質と実績を誇るインテリックスがお届けするリノベーション済マンションが、「リノヴェックスマンション」です。 

築年数の経過した中古マンションを一戸単位で取得し、企画設計を行いリノベーションを施した上で、最長20年のアフターサービス保証を付けて販売。 

さらにリノヴェックスマンションでは、物件ごとにリノベーション内容を記載した住宅履歴を開示。目に見えない部分についても、独自の検査項目や第三者機関の基準に沿った点検内容をクリアするなど、一定かつ高品質を保っており、快適な暮らしを実現いたします。 

実績 

2003年10月に商標登録して以来、20年以上に渡りお客様に支持されてきたリノヴェックスマンション。インテリックスが販売してきたリノヴェックスマンションの販売累計戸数は、26,000戸以上、つまり、26,000世帯以上の新しい暮らしを支えてきました。(2023年5月現在)また、厳しい品質基準を満たした優良なリノベーション物件に与えられる「R1住宅」の発行件数も、3年連続1位を獲得しています。(2023年6月現在)中古マンションを熟知し、数多くのリノベーションを手がけてきたインテリックスだからこそお届けできるのが、リノヴェックスマンションなのです。 

品質 

インテリックスがこだわるのは、徹底したリノベーション品質です。検査項目は約300ヵ所にものぼり、厳しいチェックをクリアした物件のみを販売。さらに一つひとつの物件は、一般社団法人リノベーション協議会が定める、優良なリノベーションの統一規格「適合リノベーション住宅(R住宅)」に適合しており、発行件数ランキングでも3年連続1位。(2023年6月現在)また住宅履歴のデータ保管も行っており、点検やメンテナンスがしやすくなるのはもちろん、将来売却する際にも役立ちます。 

アフターサービス 

自社内にアフターサービス専門部署を持つインテリックスでは、業界でも初となる最長20年のアフターサービス保証を実現※1。給排水管・ガス管・電気等、大切な設備がしっかりと保証されているので、長く安心してお住まいいただけます。またそれ以外にも、購入1年後に、自宅を無料点検・補修する1年点検サービスを導入※2。実際に住むことで見えてきたお困りごとも、しっかり解決へと導きます。こうした取り組みの結果、アフターサービス満足度95.05%という数字も達成しました。(2023年5月現在)

※1 給排水管を新規交換した場合
※2 首都圏のみ実施中。
※3 2021年10月~2023年3月の間にリノヴェックスマンションをご購入頂き、アンケートにてご満足と回答頂いたお客様の割合

ペットにもやさしい省エネリノベーション

ペットとの快適な生活を実現する住まいは、省エネリノベーション済マンションがおススメです。インテリックスが提供する省エネリノベーションとは、各住宅ごとに 省エネ計算を行い、その結果にもとづいて樹脂製サッシの内窓や断熱材を設置。断熱性と気密性を高めたうえで、高機能換気システムを設置します。

高機能換気システムとは、新鮮な空気が24時間部屋に取り込まれる機能のこと。断熱性・気密性の高い部屋にキレイな空気を取り込むことで、一年中快適な室温を実現してくれます。

内窓設置かつ高断熱なので、結露やカビが発生しづらいのもポイント。また、高断熱・高気密で室温が一定に保たれるため、エアコンの稼働を最小限におさえながら省エネ&節約を叶えてくれます。

ペットにもやさしいリノベーションは、24時間エアコンをつけても人にもお財布にもやさしい住まいです。

省エネリノベーション

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