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リノベーションマンションの新築との違い、メリットデメリットはどこにある?

2017.08.11 2024.03.13
リノベーションマンション

築年の古い物件に現代のライフスタイルにあった改修を施し、機能性や居住性を向上させた上で販売されるリノベーションマンションは、コストパフォーマンスが良く快適な環境に住めることから人気を集めています。

しかし、リノベーションマンションがどのような特徴を持つ物件であるのか、詳しく分からないという人も多いのではないでしょうか。

この記事では、リノベーションマンションの特徴や購入のメリット・デメリット、新築マンションとの違いについて詳しく解説します。また、インテリックスの「リノヴェックスマンション」についてもご紹介しますので、物件をお探し中の方はぜひ参考にしてくださいね。

リノベーションマンションとは

リノベーションマンションとは、既存のマンションを対象に大規模な改修を施し、住宅性能やデザイン性などを高めた物件のことです。現代のライフスタイルに即した設備などにグレードアップされているため住まいの快適性が増し、豊かな暮らしを実現できます。

新築マンションや中古マンションといった選択肢もある中でリノベーションマンションが近年人気を集めている理由の一つに、価値観の多様化があげられます。既存の住宅にはない間取りやデザインの物件も多く、価値観やライフスタイルに合わせた住まいを幅広い選択肢の中から選べることが支持されています。

リノベーションマンションのメリット・デメリット

中古マンションをリノベーションした上で、完成済みの状態で販売されるリノベーションマンションには、どのようなメリットがあるのでしょうか。また、考慮すべきデメリットはあるのでしょうか。具体的に見ていきましょう。

リノベーションマンションのメリット

それでは、リノベーションマンションを購入するメリットから紹介していきます。

新築マンションよりリーズナブル

リノベーションマンションは築年の古い物件を改修しているため、基本的に新築マンションよりもリーズナブルな価格で購入できます。新築マンションに比べて立地に対するコストパフォーマンスがよく、まるで新築のように美しい内装や設備の物件に暮らせるのは大きなメリットです。

また、中古マンションを購入した後に自分自身で改修を施す場合、リノベーションにかかる費用が正確に読み切れず、物件購入にかかる総額が明確には分かりません。

その点、リノベーションマンションはすでに改修済なので、販売金額以外の費用がかからず*、予算に応じて物件を選びやすいのもメリットといえます。

*不動産購入に関わる諸経費を除く

現代のライフスタイルにあった間取りや最新設備の導入

子供がいる家族で過ごすスタイルや夫婦2人暮らしに適したスタイル、趣味を楽しめるスタイルなど、多様なライフスタイルにあった間取りが採用されているのがメリットです。既存の間取りでは思い描く暮らしを実現できないと感じている場合でも、リノベーションマンションを視野に入れるとぴったりな物件が見つかるかもしれません。

また、最新設備が導入されているのも強みです。フローリングや扉、壁紙といった内装だけでなく、お風呂やキッチン、トイレといった水回りも最新のものが導入されているケースが多いです。デザイン性に優れているのはもちろんのこと、使い勝手もいい設備で快適な生活を過ごせます。

リノベーション後の完成済の状態を見学してから購入できる

新築マンションは建物が完成する前に、間取り図やモデルルームを見た上で購入するケースが多いです。購入する物件のイメージはつかめますが、実際の部屋を見るわけではないので、イメージと違ったという事態が発生するリスクがあります。

リノベーションマンションは完成済の部屋を見学してから購入できるので、イメージとのギャップが発生しにくいです。また、部屋からの景色や日差しの入り方、近隣住民の雰囲気なども事前に把握できるので、より理想に近い物件を選びやすいといえます。

購入から入居までの期間が短い

建物が完成する前に購入契約を結ぶ新築マンションの場合、入居できるまでにタイムラグが発生します。

中古マンションを自らリノベーションする場合も、プラン作成や工事に数か月から半年程度かかるため、すぐに入居することができません。購入から入居までの期間が長くなる場合、会社の都合や子どもの進学先などを考慮しなければならないため、綿密にスケジュールを立てて行動する必要があります。

一方、リノベーションマンションであれば、基本的にすでに完成済の物件が販売されているので、購入後すぐに入居することが可能です。気に入った物件が見つかり次第、ほとんど期間をあけずに入居できるため、引越しに関わる手続きも計画しやすいでしょう。

リノベーションマンションのデメリット

複数のメリットがあるリノベーションマンションですが、注意すべきポイントもいくつか存在します。ここからは、デメリットについて紹介します。

リノベーションマンションの持つメリットとは?

共用部分は改装できない

エントランスやバルコニー、共用廊下、階段、エレベーター、外装といった共用部分は、集合住宅の性質上リノベーションできません。そのため、共用部分は古い状態のままとなってしまいます。

ただし、近年はその古さがレトロで魅力的だと評価されるケースも増えています。レトロな雰囲気が好きな方にとっては、この点はメリットにもなるでしょう。

共用部分に関しては、きちんと清掃が行き届いているか、定期的な修繕がなされているかといった管理状況もしっかりとチェックしましょう。

また、購入前に今後の修繕計画についても管理会社や不動産業者などに確認しておくことで、安心して住まうことができます。

好みの間取りや設備であるとは限らない

立地条件で希望の合う場所に好みの間取りや設備のリノベーションマンションがあるかどうかは、探してみないと分からないのはデメリットといえます。物件の販売状況は常に流動的であり、すぐに適した物件に巡り合えない可能性があります。

また、理想通りの間取りや設備の物件が存在しない可能性もあり、どうしても譲れないこだわりがある場合は自らリノベーションした方がいいといえるかもしれません。

ただし、近年はリノベーションマンションの供給量が増加しており、幅広い選択肢の中からお気に入りの物件を選びやすくなっています。また、リノベーションマンションを専門に紹介するポータルサイトも増えていますので、ぜひチェックしてみてください。

新築物件との違い

それでは、リノベーションマンションと新築マンションはどのような点において違いがあるのでしょうか。具体的に見ていきましょう。

リノベーション

金額の違い

新築マンションとリノベーションマンションの大きな違いは価格にあります。新築物件はモデルルームの運営費や広告宣伝費、ディベロッパーの利益分などが物件費に上乗せされるので、中古物件に比べて価格は高くなります。

立地や広さなどの条件が似ている場合、リノベーションマンションの方が安く購入できるので、コストを重視する方におすすめです。

共用部分が新しい

新築マンションの共用部分には最新設備が導入されており、オートロックや管理体制などセキュリティ面も厳重なケースが多いです。共用廊下やバルコニー、ゴミ捨て場、駐輪場なども新しく、見た目にも美しいものです。リノベーションマンションは、あくまで専有部分である部屋の中がリノベーションされている物件なので、共用部分は築年数に応じた旧さがあるでしょう。

間取りの違い

新築マンションはオーソドックスで広く支持されやすい間取りの物件が多く、個性的な物件や尖った機能性を有した物件はあまりありません。

一方リノベーションマンションは、夫婦2人暮らしに特化した間取りや、趣味を存分に楽しめる間取りなど、個性的な物件も供給されています。個性的な物件を求めるのであれば、リノベーションマンションの方が見つけやすいといえます。

リノベーションマンションならインテリックス

リノベーションマンションは様々なメリットがあり、豊かで多様なライフスタイルを実現することを紹介してきました。ここからは、リノベーションマンションに強いインテリックスについて紹介します。

インテリックスとは

リノベーションマンション事業を中心とした、不動産の仕入や企画、運営、販売、管理業務などを担うリノベーション総合企業。中古物件の自社販売や仲介、リノベーションはもちろん、リノベーション済み物件の販売、リノベーションを施してからの売却のお手伝いなど、さまざまなサービスでお客様の暮らしをサポートしています。

インテリックスのリノベーションマンション「リノヴェックスマンション」の特徴

インテリックスの「リノヴェックスマンション」にはどのような強みがあるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

安心のリノベーション品質

インテリックスがこだわるのは、徹底したリノベーション品質です。検査項目は約300ヵ所にものぼり、厳しいチェックをクリアした物件のみを販売。さらに一つひとつの物件は、一般社団法人リノベーション協議会が定める、優良なリノベーションの統一規格「適合リノベーション住宅(R住宅)」に適合しており、発行件数ランキングでも3年連続1位。(2023年6月現在)

また住宅履歴のデータ保管も行っており、点検やメンテナンスがしやすくなるのはもちろん、将来売却する際にも役立ちます。

施工実績によるノウハウの蓄積

2003年10月に商標登録して以来、20年以上に渡りお客様に支持されてきたリノヴェックスマンション。インテリックスが販売してきたリノヴェックスマンションの販売累計戸数は、2万戸以上、つまり、2万世帯以上の新しい暮らしを支えてきました。(2023年5月現在)

また、厳しい品質基準を満たした優良なリノベーション物件に与えられる「R1住宅」の発行件数も、3年連続1位を獲得しています。(2023年6月現在)中古マンションを熟知し、数多くのリノベーションを手がけてきたインテリックスだからこそお届けできるのが、リノヴェックスマンションなのです。

最長20年のアフターサービス保証

自社内にアフターサービス専門部署を持つインテリックスでは、業界でも初となる最長20年のアフターサービス保証を実現※1。給排水管・ガス管・電気等、大切な設備がしっかりと保証されているので、長く安心してお住まいいただけます。

またそれ以外にも、購入1年後に、自宅を無料点検・補修する1年点検サービスを導入※2。実際に住むことで見えてきたお困りごとも、しっかり解決へと導きます。こうした取り組みの結果、アフターサービス満足度95.05%という数字も達成しました。※3

※1 給排水管を新規交換した場合
※2 首都圏のみ実施中。
※3 2021年10月~2023年3月の間にリノヴェックスマンションをご購入頂き、アンケートにてご満足と回答頂いたお客様の割合

仲介手数料がかからない

リノヴェックスマンションは、インテリックスが中古マンションを買い取り、リノベーションを施した上で販売している物件です。つまり、インテリックスが売主なので仲介手数料がかかりません。仲介手数料は一般的に数十万円から数百万円かかり、物件価格が上がるほど手数料も高くなるため予算を圧迫しがちです。

リノヴェックスマンションであれば、一般的な中古マンションを購入する際に発生する数十万円から数百万円の仲介手数料を節約できるためお得なのです。気になるリノヴェックスマンションをサイトから探すことができるので、ぜひチェックしてください。

リノベーションマンションとの出会いは一期一会

新築マンションでは同じタイプの部屋を複数販売するのが普通ですが、リノベーションマンションはひとつひとつが異なり、同じ条件の物件が他には存在しないケースがほとんどです。検討している間に売れてしまい、後悔することの無いようにしたいですね。

インテリックスグループではリノベーションマンションを年間1000件以上供給しており、その数は業界トップクラスになります。また、リノベーションの基礎知識や費用についての相談会を行っています。ぜひご参加ください。

インテリックスのリノベーション済マンション

インテリックスのリノベーション済マンション