以前住み比べ企画を実施し、人間にとっては非常に快適な生活を送れることが分かったインテリックス提供の省エネリノベーション「エコキューブ」。
しかし、その快適さはあくまでも人間限定での話。
今や多くの家庭で、家族として一緒に生活しているワンちゃんや猫ちゃんのようなペットにとっても、エコキューブは快適と言えるのでしょうか。
いくら人間にとって快適でも、ペットにとって苦しい環境だった場合、我慢を強いるわけにはいきません。
そこで今回、ペットオーナーの田中さんにご協力いただき、ペットと暮らすエコキューブの快適さを調査!
非導入物件と導入物件、それぞれに住み比べていただいた感想を聞いてきました。
エコキューブとは、最先端の省エネ技術で開発されたインテリックスのリノベーションブランド。
各住宅ごとに温熱計算を行い、その結果にもとづいて樹脂製サッシの内窓や断熱材を設置することで断熱性と気密性を高めつつ、高機能換気システムによって部屋の空気を綺麗に保ちます。
二重サッシかつ高断熱だからこそ、結露やカビが発生しづらく、また高断熱・高気密で室温が一定に保たれやすくなるため、エアコンの稼働をおさえながら省エネ&節約を叶えてくれるなど、さまざまな魅力にあふれています。
今回の企画の舞台は藤沢のとあるマンション。
エコキューブが導入された部屋と、導入されていない部屋で、田中さんと愛犬TONO君(ミニチュアピンシャー・3歳)が1週間ずつ住み比べました。
間取りは3LDKで、ペットと過ごすにも十分な広さ。
エコキューブ導入物件には、ペットの歩きやすさに配慮したフローリング「ワンラブフロア」が使用されています。
前半約1週間(6月24日~6月29日)はエコキューブ非導入物件、後半約1週間(7月1日~7月7日)はエコキューブ導入物件に住んでもらい、その効果を体感してもらいました。
それでは早速、住み比べた感想を田中さんに伺っていきましょう!
住み比べ企画を実施したのは6月下旬から7月初旬に掛けて。
日本全国で気温が上がり、エアコンなしでは生活するのが難しいレベルの環境でした。
田中さんは、愛犬TONO君により快適な環境で生活してもらえるように、主にリビングと洋室1の約17帖の空間で生活。
TONO君が他の部屋に行ってやんちゃをしないよう、基本的にはドアを締め切った状態にしていたそうです。
「仕事をする時は主に洋室の方でしていたのですが、エコキューブ非導入物件の場合、エアコンがあるリビングと、そうではない洋室では少し温度差を感じましたね。逆にエコキューブ導入物件の場合は、部屋が違ってもほとんど温度の変化は感じませんでした」
エコキューブは高性能な換気システムに加え、内窓や断熱材を備えることにより、外気の影響を受けにくいのが大きな特徴の一つ。
そのため、たとえ7月の気温であっても部屋の中全体が高温になってしまうことはなく、TONO君にとっても快適に過ごせる環境になったのでしょう。
今回の企画では、TONO君に負担が掛からないようにしつつ、またエコキューブの導入・非導入による違いを見るために、エアコンは24時間稼働の状態にしてもらいました。
しかし、エアコンを長時間つけていると気になってくるのが電気代。
昨今の電気料金の値上げなどにより、エアコンをつけるのを迷ってしまうという人も多いのではないでしょうか。
田中さんも、普段の生活ではなるべく節電を心掛けて生活するようにしていると言います。
「ペットの快適温度は21-26°、湿度40-60%と言われてます。ミニチュア・ピンシャーは短毛で暑さにも寒さにも弱い犬種なので、夏や冬はエアコンが必須。なのでそういう時期は毎月電気料金を見るのが怖いですね。でもエコキューブはエアコンを常時稼働させていても電気代が高額になりにくいと聞いていますので、うれしいですよね。」
ペットのいる家の場合、たとえ人間たちが外出するとしても、お留守番を任せるワンちゃん猫ちゃんのことを思うと、エアコンの電源を切るわけにはいきません。
いうなれば、絶対にエアコンを24時間稼働させなければならない環境と言えるでしょう。
そうした状況こそ、エコキューブがより輝く環境です。
実際、今回の住み比べでは導入と非導入それぞれでエアコンを24時間稼働させており、1か月換算(※1)で下表の結果となりました。
なんと、1か月分で約800円の節約効果が確認できました!
エアコンの消費電力量 | 電気代(1kWh/36.6円換算※2) | |
---|---|---|
エコキューブ非導入物件 | 約81kWh | 約3,000円 |
エコキューブ導入物件 | 約62kWh | 約2,200円 |
※1 住み比べ期間約1週間のうち、計測した4日間のデータを1か月換算
※2 東京電力の電力量料金(第2段階料金)36.6円/1kwh(2023年6月時点)を参考
また、冬場(暖房使用時)の住み比べ期間のエアコンの電気代比較については、下記記事をご覧ください。
一般的に、冷房時よりも暖房時の方がエアコン消費電力量が多いこと、外気と室温の差が大きいことから、冬場の方がエコキューブによる節約&節電効果は大きくなるようです。
エアコンは、夏も冬も快適な生活には欠かせませんが、つけっぱなしにすると冷暖房費が気になりますよね。
エコキューブ導入物件でれば、エアコンに使用するエネルギーを抑え、冷暖房費を節約できるので、飼い主もペットも快適に、かつ経済的に暮らすことができます。
ペットを飼っているとどうしても気になるのが、ニオイの問題。玄関を開けた瞬間、ペットのニオイを感じてしまう……というのはよくある悩みですよね。
しかし、今回のインタビューでエコキューブ導入物件に私たちが伺ったところ、ペットのニオイが全く気になりませんでした!※3
TONO君のトイレが設置されているリビングスペースにも、一切ニオイが残っていませんでした。
「今回の生活では、洗濯のときくらいしか窓を開けて換気していませんでした。それでもエコキューブ導入物件では、ペットや食べ物のニオイが部屋にこもることはありませんでしたね。非導入物件に住んでいるときは、TONOにお留守番してもらった後に少しおしっこのニオイが残ってるな……と感じることもあったのですが。エコキューブ導入物件は窓を閉めていても常時換気されているので、ニオイが残らないんですよね」※3
※3 ニオイの感じ方には個人差があります。
外の新鮮な空気を室温に近づけて部屋に取り込む、エコキューブの高性能換気システムは、生活臭はもちろんのこと、ペットのニオイにも有効なのかもしれません。
また、換気システム内のフィルターが外気の粉じんや花粉の侵入も防ぐので、人間だけでなくペットにとっても快適な空間と言えそうです。
今回のペットと一緒に住み比べ企画で、もう一つの注目ポイントなのがフローリング。
エコキューブ導入物件の床材には「ワンラブフロア」という、小型犬の歩きやすさに配慮したフローリングが使用されています。
ペットオーナーさんには、エコキューブ導入時にオプションで採用いただけます。
自宅では寝室の狭い範囲だけを TONO君をフリーにし、ベッドの上だけで キャッチボール遊びをするなど、すべりを防止しているという田中さん。
普通のフローリングを使用したエコキューブ非導入物件と、ワンラブフロアを使用したエコキューブ導入物件で、TONO君の様子に違いはあったのでしょうか?
「普通のフローリングのときは、TONOが足をすべらせてしまうこともあって。走り始めるときなど、ヒヤリとする場面もありましたね。でも、ワンラブフロアでは全くすべることなく、安心して一緒に住めました。自宅をリノベーションする際は、ワンラブフロアを導入したいと思いましたね」
ワンラブフロアはペットのひっかき傷にも強く、傷つきづらいというのが特徴です。
また、よだれやおしっこ、猫のはき戻しといった汚れにも配慮されているので、お手入れが簡単。
ペットオーナーの方は、ぜひワンラブフロアの導入もご検討ください!
1週間ずつエコキューブ非導入物件と導入物件を住み比べた、田中さんとTONO君。
ペットとともにエコキューブ導入物件で暮らす魅力は、どのような点に感じたのでしょうか?
「ペットのためにエアコンをつけっぱなしにしていても、電気代を心配しなくていいのが特に魅力的でしたね。部屋の温度も安定していますし、常に換気されているのでニオイが気にならないのもおすすめポイントです。また、内窓がつけられているので、TONOの鳴き声が外に響きづらいのも安心できました。エコキューブは、ペットオーナーにとっていいことづくしでしたね!」
人間にとってもペットにとっても、快適な空間を作り上げるエコキューブ。夏は涼しく、冬はあたたかく過ごしやすい家づくりには欠かせないと言えそうです。
山岡ソースケ・リホ
人材会社出身のフリーライター夫婦。 インタビュー取材からコンテンツ執筆、コピーライティングまで幅広く活動しています。
得意ジャンルは採用関連、ビジネス、IT、グルメなど。
旅行が趣味で、毎月1回国内外問わず飛び立ちます。 横須賀在住で、街のグルメや面白スポットを開拓中。