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リノベーション向きの物件とは?見分けるためのチェックポイント

2017.08.11 2019.07.11

手頃な価格で、快適で自分好みの空間を手に入れられるマンションのリノベーションですが、物件によって実現できるプランに制限が生じることも。プランの幅を広げる物件を見分けるためにチェックするべきポイントを知っておきましょう。

価格面から考えるリノベーション向き物件

しかし、リノベーションにかかる費用や将来的な資産価値を考えた場合に、もっともバランスが良いと言われているのが15年~20年ものの物件となるのです。ある程度の築年数を経ると物件の価格が落ち着き、それ以上の変化が少なくなります。
新築からしばらくの間は元々の価格設定も高い上に、その後の下落幅も大きくなる可能性が高くなります。資産価値の下がりやすい時期を避けることで、リスクを軽減することにもつながります。また、前住人の退去後にリフォーム等が行われていない場合は、その分安く手に入れることができるため、リノベーション向き物件の条件にひとつとして考えて良いでしょう。

構造からみたリノベーション向き物件

自由なリノベーションプランを妨げる障害物として考えられるのは、配管スペースと柱、そして構造上取り覗くことのできない壁です。これらを生かした設計を行うことも可能ですが、制限の少ない物件を選ぶことが、理想の空間作りへの第一歩となります。
マンション全体の構造では、ラーメン構造と呼ばれる、梁と柱で強度を保つ方式の場合、間取りの変更における壁の制限がありません。対する壁構造では、壁そのものが建物全体を支える構造物として設計されているため、残さなければならない部分が多くなり、広い空間を作るリノベーションに制限がかかりがちです。
部屋単位で見ると、配管スペースが隅に配置されているかどうかと、柱の位置と大きさ、そして残さなければならない壁の存在をチェックすることになります。部屋の真ん中に柱や配管がなく、壁による間取り制限が少ないほど、リノベーション向きだと言えるでしょう。

見落としに注意!プロの手を借りて確実にチェックを!

内装を全て取り払ったスケルトンの状態であれば、柱などの位置は素人目にも明らかです。しかし、購入を検討する物件のほとんどは居抜きの状態で構造は隠れて見えないもの、慣れない人にとっては簡単なことではありません。購入後に見落としが発覚するような事態を避けるためにも、物件検討の段階からリノベーション専門の業者を活用するのがおすすめです。
理想のプランを事前に持っている場合は、プロの目で見た、プランを実現できる物件紹介をうけることもできます。気になる物件を見に行ってもらうことも可能ですし、離れたエリアに対応できる場合があるなど、様々なメリットが考えられます。ここにあげた以外にも、共用部分や耐震面、マンションの管理体制やルールといった、様々な部分をリノベーションする時にはチェックし、考えていかなくてはなりません。
知識と経験を持つ人の手を借りることで、スムーズに計画を進めることが期待できます。

リノベーション専門会社を活用して物件を探しましょう

物件のチェックポイントに詳しく、経験も豊かな人材のアドバイスを求めるなら、リノベーションを専門的に扱っている会社が最適です。信頼できる業者を見つけることは、快適な新居の実現への近道となるでしょう。
インテリックスでは、マンションのリノベーションを検討している方へ個別相談会を実施しています。まずはお気軽にご相談ください。