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家を中古で購入する際の注意点〜新築との違いは?

2023.06.28 2023.06.29
家を中古で購入する際の注意点

家を購入するにあたり、中古物件か新築物件のどちらを選ぶか迷っている方もいるでしょう。それぞれのメリットや特徴を知ることで、自分に合った住まい探しが可能になります。

この記事では、中古と新築それぞれのメリットを解説していきます。また、家を中古で購入する際の注意点やポイントについてもあわせて紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。

中古物件の需要が高まっている

近年、中古物件の需要の高まりによって、売り手市場が続いており、中古を購入してリノベーションする方も増えています。

実際に、全国にあるマンションストックの約3割が、リノベーションを必要とする築30年以上の物件というデータもあります。

日本は今、地球にやさしい持続可能な社会を実現するために、価値あるものをつくり、長く大切に使う「ストック型社会」への転換期を迎えています。
また、政府は2030年を目途に「家庭におけるCO2排出量2/3削減を達成する」という脱炭素社会への所信表明をしています。
それを達成するために不可欠なものとして、建て替えに比べて環境への負荷が圧倒的に少なく、CO2排出量を抑えられるリノベーションが注目されています。

中古物件を購入するメリット

中古物件を購入するメリット

中古物件の購入を検討しているものの、築年数以外に新築との違いがよくわからないという方もいるでしょう。

そこで、中古物件を購入するメリット4つを詳しく解説します。

同条件の新築に比べるとコストを抑えられる場合が多い

一つ目のメリットは、物件取得費用を安く抑えられることです。

一概には言えませんが、立地や面積など同条件で比較した場合、新築よりも中古の方が、物件価格が低い傾向にあります。

資産価値の目減りが少ないのも、中古物件のメリットの一つです。
新築の家は、購入した時点から家の資産価値が下落することが多いです。理由として、新しく建てられたことや、まだ誰も住んだことがないところに価値が見出されやすいためです。

一方、中古物件の資産価値は築年数によって緩やかに下落するか、横ばいになるケースがほとんどであり、資産価値の急激な下落が起こりにくい傾向にあります。

物件選びの幅が広がる

二つ目のメリットは、物件選びの幅が広がることが挙げられます。

賃貸需要の多い都市部などの人気エリアでは、良い物件は競争率が高くなります。
新築の戸建てやマンションの件数自体も中古物件に比べ多くはないため、なかなか希望の条件にたどり着けないこともあるでしょう。

中古物件を条件に加えれば、希望のエリア内で、理想の住まいを見つけられる可能性が広がります。
新築が建たない人気のエリアであっても、中古物件なら売りに出されるケースは多々あります。立地にこだわりがある人ほどメリットがあるといえるでしょう。

希望エリアで気に入る物件が見つからず諦めていた方は、中古物件で探してみるのもおすすめです。

実際の物件を内見して判断できる

三つ目のメリットは、実際に物件を見てから購入できることが挙げられます。

人気エリアの新築の場合、物件が完成する前に契約を行うのが一般的であり、完成後、契約した通りの室内になっているかなどをチェックするために内覧会が行われます。
そのため、契約者は実際に完成した物件を見ずに、購入するかどうか判断する必要があります。

一方、中古物件の場合、完成後の家を内見してから購入を判断することが可能です。
図面だけではわからない、日当たりや窓からの眺め、騒音なども事前にチェックした上で物件を購入するかどうか決められます。

不動産会社に相談できるだけでなく、売主から実際に住み心地や感想を聞けることもメリットです。

希望に沿った住まいにリノベーションできる

四つ目のメリットは、リノベーションでは、内装や間取りの変更、さらに断熱性など住宅性能の向上も可能なので、希望に沿った住まいにリノベ―ションできることが挙げられます。

ただし、リノベーションをする場合、物件購入費とは別にリノベーション費用を準備する必要があります。
間取りの変更や水回りの設備を交換するためには大きな規模の工事が必要であり、想定以上にコストがかかることもあります。
特に築年数が古い物件の場合、リノベーション費用が高額になる傾向です。

物件費用を抑えながら希望の住まいを実現する方法として、リノベーション済みの中古物件を購入する選択肢もおすすめです。

新築物件の中古物件との違い

一方、新築物件購入の特徴としては、以下の2点が挙げられます。

  • 新しい空間で生活できる
  • 最新の設備や機能性を享受できる

以下でくわしく解説します。

新しい空間で生活できる

誰も使用していない家に住めるのは、新築の大きなメリットです。

真っさらな状態の家で過ごすのは心地の良いもの。誰も住んだことのない空間で家具や小物などを一から揃えられる楽しみは、新築ならではの魅力といえるでしょう。

ただし、中古物件であっても、リノベーションを行うことで新築のような真新しい空間をつくることができます。
既存の住宅の枠組みを生かしながら、住む人のライフスタイルに合わせて間取りやデザイン、設備を一新することも可能です。

空間を自由にデザインでき、古くなった家を心地の良い雰囲気に作りかえることができるのは、リノベーションならではのメリットです。

最新の設備や機能性を享受できる

物件にもよりますが新築物件は、最新の設備を備えているだけでなく、近年注目されている省エネルギー性に着目した設備を採用しているため、光熱費の節約が期待できるメリットがあります。
耐火性や防音性にも優れていることも、長く住んでいく上で安心につながるポイントです。

ただし、中古物件でも、リノベーションによって最新の設備を導入したり、省エネルギー性能の高い家に改修したりすることは可能です。
新築マンションでは、間取りを変更することは難しい場合が多いですが、中古マンションのリノベーションでは、間取りの変更を行うことができ、ライフスタイルに合わせた間取りを実現できます。

工事費用は物件によって異なりますが、自由度の高い住まいづくりができるのはリノベーションの大きな魅力です。

中古物件の購入とリノベーションする際の注意点

中古物件の購入とリノベーションする際の注意点

中古物件と新築物件にはそれぞれ異なる魅力があります。ここからは、中古物件を購入し、リノベーションをする際の注意点について紹介します。

中古物件購入時の注意点

中古物件を購入する際に押さえておきたい注意点は、以下の3つです。

効果的な内見を行う

中古物件を購入する際は、内見をすることが重要です。

インターネットで図面や写真を見たときは良いと思っても、実際に内見してみると違った印象を受けることもあります。
気になる物件の内部を実際に見学することで、図面や写真だけではわからないポイントをしっかりチェックできます。

特に居住中の物件の場合、購入を検討している方が内見を遠慮してしまう場合があります。しかし、家の購入は大きな買い物ですので、内見のマナーやポイントを知っておけば遠慮する必要はありません。
後悔しないように注意点をきちんと理解し、積極的に内見しましょう。

内見時には、チェックリストを用意しておくと安心です。
以下、関連記事がお役に立ちますので興味のある方はご覧ください。

中古マンション内覧時のチェックリスト 準備するものや注意点も解説

契約前にどこまでリフォームできるかを確認する

中古マンションを購入する場合、管理規約をチェックするのもポイントです。
マンションごとに規定があり、リノベーションできる範囲や内容に制約が設けられている場合があるからです。

マンションでは、基本的に窓やバルコニー、玄関扉などの共用部分は自己判断ではリノベーションできません。
マンションによってはフローリングに変更することが禁止されていたり、お風呂やトイレなどの水回りの移動ができなかったりなどのケースもあります。

建物の構造等によって制約が生じる場合があるため、購入後に希望のリノベーションができず後悔しないように、必ず事前にチェックしておきましょう。

目に見えない部分もチェックする

床下の配管は目に見えない部分だからこそ、内見時に忘れずチェックしておきたいポイントです。

中古物件の場合、室内をリノベーションで一新しても、床下の配管が老朽化していることがあります。
老朽化が進むと水漏れなどのリスクを抱えることになり、大掛かりな交換工事が必要になる可能性もあります。
トラブルを事前に防ぐために、不動産会社の担当や売主に確認し、目に見えない部分までしっかりチェックすることが大切です。

とはいえ、配管には耐用年数が定められており、月日とともに経年変化で不具合が生じやすくなるもの。
その場合、スケルトンリノベーションをすれば内装や間取りだけでなく、床下の配管など目に見えない部分まで交換できます。

リノベーションする際の注意点

中古物件をリノベーションする際には、以下の2つに注意しましょう。

リノベーション一体型住宅ローンを使用する

中古物件のリノベーションを検討する場合、まずは家を購入し、その後ゆっくりリノベーションプランを立てればよいと考える方もいるでしょう。
しかし、大掛かりなリノベーションは、物件購入と同時にリノベーションを行うほうが、融資を利用する場合のメリットが大きくなります。

物件購入後に改めてリノベーションのための資金調達を行う場合、住宅ローンは利用できず、リフォームローンを利用することになります。
リフォームローンは住宅ローンより借入期間が短く、金利が高い傾向にあるため、最終的な返済額が高額になりがちです。

物件購入と同時にリノベーションをする場合は、低金利で借りられるリフォーム一体型住宅ローンが利用でき、コストを節約できます。

マンションリノベーションの実績を持つ会社を選ぶ

満足のいくリノベーションを成功させるには、依頼先選びも重要なポイントです。

リノベーション会社はそれぞれ強みや特徴が異なります。希望するリノベーションが得意な会社を選ぶことで、納得のいく住まいづくりができるでしょう。

中古マンションの場合、マンションのリノベーション実績が豊富な会社を選ぶのがおすすめです。
住み心地にこだわりたいなら、マンションの機能性や性能を向上させるリノベーションが得意な会社を選ぶとよいでしょう。アフターサービスが充実している会社なら、より安心です。

インテリックスの省エネリノベーションマンション「エコキューブ」がおすすめな理由

エコキューブがおすすめな理由

中古と新築のどちらにしようか迷っている方には、それぞれのメリットを兼ねた、インテリックスの「エコキューブ」導入マンションがおすすめです。
その理由を、3つのポイントに分けて解説します。

断熱性に着目した高機能・高性能な家

インテリックスのエコキューブは、快適な住み心地に欠かせない断熱性に着目し、高断熱・高気密な住まいを実現した省エネリノベーションマンションです。

エコキューブでは、物件ごとに温熱計算を実施し、計算結果をもとに、必要に応じて断熱材や外気温の影響を受けにくくする内窓(樹脂製サッシ)の設置を行います。それにより過剰な工事は行わず、必要以上にコストがかからない仕組みとしています。
また、熱交換式換気システムを採用し、室温に近づけた状態で外気を取り込むため、室温を一定に保ちながら、24時間365日新鮮な空気の中で生活できるのも魅力のひとつです。
家の中の温度差が軽減されることで、冬場のヒートショックを防ぎ、冷暖房費の節約にもつながります。

さらに高性能フィルターが花粉や粉じんをブロックするので、アレルギーをお持ちの方にも安心です。

リノベーション済の家を内見して判断できる

新築マンションは家を建てる前に契約をするのが一般的ですが、中古マンションは実際の物件を内見をしてから購入できます。

ただしリノベーションをする場合は、施工前の状態で購入の判断をしなければなりません。
リノベーション済マンションのエコキューブなら、リノベーション後の室内を内見してから購入を判断できます。

物件選びとは別に、リノベーション会社を探す手間や、プランを考える時間を削減できるのもメリットの一つです。
リノベーション済みであるため、物件購入後、想定以上にコストがかかるといった心配もありません。

中古マンション販売実績豊富なインテリックスが提供

エコキューブを展開するインテリックスは、これまでに2万件以上のマンションリノベーションの実績があります。

マンションリノベーションに関する豊富な知識と経験を生かし、リノベーション前のお部屋の状態や管理規約を丁寧に確認したうえで、構造の異なるマンションごとに最適なリノベーションプランを策定。それにより、住み心地の良い快適な住まいを実現しています。

マンションを熟知しているからこそ、住まいに関するお困りごとや相談にもいつでも対応しています。自社内にアフターサービス専門部署を設置しているため、アフターサービス保証も充実。

エコキューブは、長く安心して住むことができる家をお探しの方におすすめです。

中古物件を購入する際はポイントを押さえて納得のいく家選びを

中古と新築にはそれぞれに異なるメリットがあります。

必ずしもどちらが良いというわけではなく、それぞれの特徴を知った上で、どちらが自分の暮らしに合う家かを検討することが大切です。

中古物件のメリットを受けつつ、住み心地の良さにもこだわりたい方は、省エネリノベーション済みマンション「エコキューブ」がおすすめです。

エコキューブに興味を持たれた方は、ぜひインテリックスまでお問い合わせください。

インテリックスのリノベーション済マンション

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