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マンションフルリノベーションのメリットと費用、満足度を上げるコツ

2023.05.16 2023.10.26
フルリノベーションのメリットと費用

リノベーションが必要な物件は年々増加しています。それに伴いリノベーション市場の拡大は確実であるとインテリックスは考えています。

インテリックスでは、物件を一度スケルトン状態にし、間取りの変更や設備・配管の交換まで行うリノベーションを、フルリノベーションと呼んでいます。

フルリノベーションの場合、相応の技術が必要なため、実績が多い会社に依頼をするのが安心です。またきちんとしたアフターサービスがある会社を選ぶこともポイントです。

リノベーションで間取りや内装などを一新することで、新築よりも手ごろな価格で快適な住まいを実現できることもあります。

しかし、フルリノベーションには多くのメリットがある一方、デメリットがあることも知っておきたいところです。

この記事では、マンションのフルリノベーションを検討されている方に向けて、メリットやデメリット、予算に応じて行えるリノベーションの内容を紹介します。

また、満足のいくフルリノベーションを実現するためのポイントもお伝えします。

マンションフルリノベーションのメリット

マンションのフルリノベーションのメリット

マンションのフルリノベーションには、次の4つのメリットがあります。

  1. 住まいの選択肢が広がる
  2. ライフスタイルに合った間取りを選べる
  3. 新築住宅のように最新の性能が得られる
  4. コストを抑えて、より理想に近い住まいを実現できる

以下でくわしく解説します。

①住まいの選択肢が広がる

マイホームを検討する際、予算や場所、住環境など求める条件に優先順位を決めてから住まい探しをするのが一般的です。

同じ予算で一定の性能を求め、かつ新築であることを優先する場合、コストを理由に場所や環境の優先順位を下げる必要がでてきます。

しかし中古物件を視野に入れ、既存の住宅をフルリノベーションすれば、物件の選択肢が広がり、建物も新築同様の仕上がりを期待できます。

もともとある建物の価値を活かせるのもフルリノベーションのメリットです。
たとえば両親や親族の家を譲り受けてフルリノベーションをすれば、家族との大切な思い出も残すことができます。

②ライフスタイルに合った間取りを選べる

時代とともに変化するライフスタイルや家族構成に合わせ、住宅デザインも少しずつ移り変わっています。

「築年数の古い住宅の間取りは今のライフスタイルに合わない」といった理由から、中古物件の購入を見送るケースもあるでしょう。

その点、フルリノベーションは骨組みだけを残した状態まで解体し、間仕切り壁や設備を新設するため、中古物件でもそれぞれのライフスタイルに合った間取りや内装を実現できます。

広いリビングや豊富な収納、便利なパントリーなど必要な空間を、好みに応じて設定できることが魅力的です。
また、子どもたちが独立して使わなくなったスペースや収納も、リノベーションによって、これまでとは異なるかたちで活かすことができます。

③新築住宅のように最新の性能が得られる

住宅性能は年々、進化しています。リノベーションでは、最新の住宅設備を取り入れることで、新築住宅のように最新の性能を備えることができます。

たとえば、断熱性・気密性を高めるリノベーションを実施すれば、室内の温度を一定に保つことができ、冷暖房効率もアップして省エネにつながります。

将来を見据えたバリアフリー化も可能です。たとえば今の住まいの段差をなくすことで、住み慣れた家を離れることなく、安全でストレスフリーな暮らしを実現できます。

④コストを抑えて、より理想に近い住まいを実現できる

近年、住宅設備や建材の値上がりにより、特に新築物件の価格は高騰の傾向にあります。

同じ環境・同じ性能で比較した場合、新築物件よりも、中古物件を購入してフルリノベーションを行う方が費用を抑えられる場合があります。
言い換えれば、新築にこだわらない場合、同じ予算で、新築住宅よりも立地の選択肢が増えたり、安くなった物件を手に入れリノベーションに費用をかけることもできます。

通勤・通学に便利な駅近、子育てしやすい自然豊かな場所、実家との距離など住環境に求める条件は人それぞれです。
長く暮らす家であれば、立地選びはなおさら重要になります。

また、せっかくのリノベーションなので、どうしても実現したいこだわりもあるかと思います。
立地選びやリノベーションの選択肢が広がることから、中古物件をリノベーションすることで、新築にこだわって物件を探すよりも、理想に近い住まいを実現できる可能性が広がります。

マンションフルリノベーションのデメリット

マンションのフルリノベーションには多くのメリットがある一方、以下のようなデメリットもあります。

事前にデメリットについて知っておくことで、満足のいくフルリノベーションを実現できるでしょう。

工事中は別の住まいを用意する必要がある

施工の内容によって工事期間は異なるものの、マンションをフルリノベーションする際は5ヶ月程度が目安となります。

まずリノベーション会社との打ち合わせを行い、設計図が完成するまでに2ヶ月程度。その後、内装や設備を解体し、工事が完了するまでの期間が3ヶ月程度かかります。

自宅をフルリノベーションする場合、工事期間中は別の住まいを用意する必要があります。
転勤や新生活、賃貸の更新など入居時期が明確な場合にも注意が必要です。

物件を購入してから実際に入居できるまでに発生するタイムラグも考えて、引っ越しのスケジュールを組みましょう。

思ったようにリノベーションできない場合がある

マンションをリノベーションする場合、マンションの規約に基づいて行うことが原則として定められています。

マンションでは、窓や玄関扉は共用部にあたるので、自由に交換できないケースが多々あります。
原則としてマンションでリノベーションが可能な部分は、間仕切り壁や床、天井などの専有部分のみです。

また、たとえ専有部分であっても管理組合が定めるルールを守る必要があります。例えば、水廻りを移動できない場合、間取りの変更に制限が生まれます。
床材はカーペット限定などマンションごとに細かなルールが定められていることもあり、希望通りのリノベーションが実現できない可能性もあるため確認しましょう。

予想以上にコストがかかる場合がある

例えば配管は床下に隠れているため、表からチェックすることができません。

中古マンションの場合、見た目は綺麗でも配管が劣化している場合もあります。

格安で中古マンションを購入したとしても配管の修理費用が発生してしまうと、予想以上のコストがかかる可能性があります。

リノベーションの費用を抑えるために水廻り設備だけの交換や、内装の張り替えだけを行うなど、部分的なリノベーションを選択することもあります。
ただしその場合、リノベーションをしていない箇所が目立ったり、家の性能に不満が残ったりして、納得のいく住まいにはならない可能性もあるため慎重に検討しましょう。

フルリノベーションにかかる費用

フルリノベーションにかかる費用

フルリノベーションに興味はあるけれど「どのくらいの予算で、どんなリノベーションができるのかが分からない」と悩む方もいるでしょう。

専有面積60平米のマンションの場合を想定し、リノベーションの内容ごとにかかる費用を800万円、1,000万円、1,500万円の予算ごとに解説します。
金額は選ぶ設備や素材によって変動しますし、お客様のこだわりや物件の状態による優先順位によっても異なります。

下表は、リノベーション会社ポータルサイト『SUVACO』調べのデータです。
専有面積60㎡のマンションをフルリノベーションする場合、800万円、1,000万円、1,500万円それぞれの予算での「できること」の一覧になります。

工事内容 マンション(専有面積60㎡のケース)予算
800万円1,000万円1,500万円
水まわり設備の取り換え
内装材(床、壁、天井)の一新
間取り変更
造作家具や素材へのこだわり
断熱工事

(●=できる、▲=内容によって検討可能、✖=難しい)

※あくまで目安ですので、条件や依頼先などにより異なる場合があります。

出典:SUVACO【マンションリノベーション】予算別「できること」一覧

水まわりと内装材の一新

800万円の予算があれば、キッチン、トイレ、お風呂などの水回り設備の交換、内装材(床・壁・天井)の張り替えが可能です。

ただし、選ぶことのできる設備や内装材は限定されます。

リノベーションによってこだわりの空間を実現したい方は、予算を増やすことのほかに、築浅の物件を選ぶ選択肢もあるでしょう。

築年数の浅い物件の場合、設備や内装をそのまま生かせることもあります。
浮いた費用で設備や内装材をアップグレードしたり、間取りを変えたり、キッチンの向きを変更したりといった施工を選択できる場合もあります。

間取りの一新

1,000万円の予算があれば、設備交換と内装材の張り替えに加えて、間取りの変更まで可能です。

結婚や出産、子どもの独立などによる家族構成の変化に合わせて、住まいの雰囲気や間取りを一新したい方にも向いています。

例えば、間仕切り壁を撤去してひとつながりのLDKにすれば、限られた空間でも開放感を得ることができ、家事動線もスムーズになるでしょう。
使わなくなった部屋を隣接する部屋に取り込めば、空間を有効活用できます。

パントリーの設置等、収納スペースを増やし利便性をアップすることも可能です。

ライフスタイルに合わせたリノベーションを行うことで、愛着のある住まいがさらに過ごしやすく快適になるでしょう。

間取りや素材にもこだわった完全なフルリノベーション

予算が1,500万円あれば、設備や内装にこだわったスケルトンリノベーションが可能です。

間取りを自由に決められるのはもちろん、キッチンや収納をオーダーメイドでリノベーションできます。

キッチンの大きさや、設備の種類や配置、収納量の調整なども可能。

珪藻土や無垢材といった自然素材の内装材も使用できるため、キッチンの大きさ、設備の種類や配置、収納量の調整ができ、内装材は珪藻土や無垢材といった自然素材を用いる等、こだわりのリノベーションが可能です。

また、室内の断熱性能を向上するための断熱工事も実施できます。
壁や床に断熱材を入れることで外気温の影響を受けにくくなり、冷暖房費が抑えられるほか、結露やカビの発生も予防できます。

夏は涼しく冬は暖かい、快適に暮らせる住まいが手に入るでしょう。

マンションのフルリノベーションにかける費用はどうする?

フルリノベーション費用は?

自己資金が少ない場合でも、ローンを利用することでフルリノベーションを行うことができます。

フルリノベーションで利用できるローンは、「リフォーム一体型住宅ローン」と「リフォームローン」の2つです。

リフォーム一体型住宅ローンは、マンションを購入する際にかかる費用と、リノベーション工事費用を一体で組めるローンです。
リフォームローンと比べて金利が低い点がメリットですが、全ての金融機関が提供しているわけではありませんので注意が必要です。
また、物件購入時のローン審査に、リノベーションの設計図や見積書が必要になるケースもあります。

リフォームローンは住宅ローンと比べて金利は高くなりますが、無担保で借り入れできる商品が多数揃っています。
一般的に、住宅ローンに比べ審査期間も短いため、早急にリノベーションを行いたい方にもおすすめです。

マンションフルリノベーションの満足度を上げるコツ

マンションをフルリノベーションする際、以下の3つのポイントを押さえることで、満足度の高いリノベーションを実施できます。

事前に綿密な準備をする

フルリノベーションは多額の費用がかかるほか、打ち合わせの手間や工事が完了するまでの時間もかかります。

事前にデザインや施工内容、工事の範囲などを明確にしておくことで、納得のいくリノベーションを実現できるでしょう。

例えば、好きな内装デザインの画像などを集めておき、施工会社との打ち合わせの際に画像を見ながら話をすることで、具体的なイメージを共有できます。

間取りは家具の配置も考慮し、生活しやすい動線をイメージしながら決めるのがポイントです。

高気密・高断熱な家にする

気密性能と断熱性能は住まいの快適性を大きく左右します。

気密性と断熱性の高い家は外気温の影響を受けづらく、室内を適温にコントロールしやすくなります。
家の中の温度差が生じにくくなるため、ヒートショック対策をすることができ、熱中症の予防にもつながります。

また、外気の出入りが最も多い場所である「窓」の断熱性を確保することで、冷暖房効率が高まり快適な空間を保てるようになります。
断熱を施していない窓ガラスは、たとえ窓を閉め切って冷暖房をつけていても、部屋の空気が窓から逃げてしまいます。

断熱性の高い窓にリノベーションすれば、室内の冷気が外に逃げるのを防ぎ、夏でも涼しく快適な住まいが手に入ります。
冷暖房費も抑えることができ、電気代の節約にもつながります。

マンションリノベーションの経験豊富な施工会社を選ぶ

フルリノベーションによって理想の暮らしを実現するためには、適切なリノベーション会社を選ぶことも大切です。

リノベーション会社によっては、一戸建てに強い会社や、マンションに強い会社など、それぞれに強みがあります。

中古マンションを購入し、フルリノベーションによって理想の住まいづくりを叶えたい場合は、マンションのリノベーション実績が豊富な会社を選ぶと良いでしょう。
会社のホームページに掲載されている実績紹介や施工事例を参考にするのもおすすめです。

経験が豊富な会社であれば、適切な施工を実施できるのはもちろん、工事内容や費用の内訳などの相談もしやすいでしょう。
アフターフォローが充実しているリノベーション会社を選ぶと、より安心です。

実績が豊富な会社・アフターサービスが充実している会社に依頼する

フルリノベーションの場合、基礎や骨組みだけの状態から建物を一新するため、相応の技術と知識が必要になります。

このため、実績が豊富な会社に依頼するのがおすすめです。


また、配管など見えない部分でのリノベーションをするケースが多いため、きちんとしたアフターサービスがある会社の方が安心です。

インテリックスの「エコキューブ」導入済マンションがおすすめな理由

エコキューブでフルリノベーション

中古マンションのフルリノベーションで理想の家を手に入れたい方におすすめしたいのが、インテリックスの「エコキューブ」導入済マンションです。

その理由を以下でくわしくお伝えします。

温熱計算により物件ごとに適切なリノベーションを実施

エコキューブでは、省エネ住宅設計支援ツール(主に【建もの燃費ナビ®︎】などの温熱計算ソフト)に、物件の立地や構造などの条件に合わせた独自基準を用いて施工前とリノベーション後の住戸エネルギー消費量や冷暖房費(冷房負荷26度、暖房負荷22度※エアコンのみで算出)のシミュレーションを行います。

この上で、無駄のない適切な断熱計画に沿ったリノベーションを行うので、リノベーション済みなのに快適でないといった心配がなく、また、性能面に必要以上の余分なコストがかかっていないことも特長のひとつです。

高断熱・高気密・高機能換気システムで快適な居住空間を実現

エコキューブでは先に述べた温熱計算シミュレーションをもとに内窓(樹脂サッシ)や断熱材を施工することで断熱性・気密性を高め、さらに熱交換換気システムにより快適な居住空間を効率的に実現します。

高機能換気システムが新鮮な空気を常に室内に取り込み、換気フィルターが花粉や粉塵などの侵入を防ぐので、健康的な暮らしを求める方にもおすすめです。

購入してすぐ入居できる

中古マンションのフルリノベーションで理想の住まいを手に入れるためには、信頼できる会社選びから念入りな打ち合わせ、物件購入とリノベーションの契約など、多大な時間と労力が必要です。

その点、エコキューブはリノベーション済みのマンションであるため、購入してすぐに入居できます。

リノベーション期間中の住まいを探す必要がないのはもちろん、リノベーション済の状態を確認してから判断できるのもエコキューブのメリットです。

インテリックスとは

インテリックスとは、「すべての人にリノベーションで豊かな生活を」とビジョンを掲げる、リノベーション済みマンションの市場をグループ会社と共に創造してきた企業です。

中古マンションを一戸単位で取得し、適切なリノベーションを施し、これまで20年間で2万5千件以上の施工実績を有し、年々販売棟数を伸ばしています。

マンションを熟知しているからこその設計・施工技術の高さ、品質の向上に努め、アフターメンテナンス保証も備えている点でも安心です。

また、日本が脱酸素社会に向けて掲げている2030年の家庭におけるCO2排出量2/3削減の達成には、建て替えに比べて圧倒的に環境に対する負荷が少なく、CO2排出量を抑えられるリノベーションが必須だと考え、リノベーション済住宅の普及によるCO2削減・環境負荷の低減に取り組んでいます。

マンションのフルリノベーションは十分に計画してから臨もう

フルリノベーションは十分に計画してから

マンションのフルリノベーションには、住宅の価値を向上させる多くのメリットがあります。

その一方、工事には費用や時間が必要であり、マンションの規定によっては思い通りのリノベーションが実現できないデメリットもあります。

中古マンションを購入してフルリノベーションをする場合は、施工会社との綿密な打ち合わせはもちろん、依頼先の選び方なども重要となるでしょう。

インテリックスの「エコキューブ」導入済マンションなら、温熱計算に基づいて高気密・高断熱の快適な住まいを実現。
リノベーション済み物件のためすぐに入居でき、購入後に想定外のコストが発生する心配もありません。ご興味のある方は、ぜひお気軽にインテリックスまでお問い合わせください。