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中古物件を内覧する際の注意点 必ず確認したいチェックポイントは?

2023.05.11 2024.03.13
中古物件を内覧する際の注意点

中古物件の内覧は物件のことを知る重要な機会です。

しかし、ただなんとなく外観や室内を見て回るだけでは、重要な点を見落としてしまうことがあります。

そうならないよう、内覧前には物件のチェックポイントをしっかり押さえておきましょう。

また売主が居住中の場合はマナーにも気をつける必要があります。

この記事では、内覧の際に押さえておきたいチェックポイントやマナー、注意点を紹介します。

より良い内覧にするために、ぜひ参考にしてみてください。

中古物件は内覧しないとわからないこともある

中古物件を購入する際は、事前に内覧することが重要です。

実際の日当たりや室内・物件周辺の雰囲気をはじめ、図面や写真だけではわからないことが多いためです。

特に、現在も物件に売主が居住している場合、気を遣うため内覧はしなくてもいいと考える人もいます。

しかし、事前にマナーやチェックポイントを押さえておけば、内覧をすること自体を遠慮する必要はありません。

後悔のない物件選びができるよう、注意点を理解して積極的に内覧しましょう。

中古物件内覧時の注意点

内覧時の注意点

中古物件の内覧をする際、ただ物件の中を見学するだけではせっかくの機会を十分に活かせません。

内覧の機会を有意義なものにするための注意点を確認していきましょう。

居住中の場合は売主へのマナーを守る

中古物件の場合、内覧の時点ではまだ売主が居住中であることも多いです。

物件購入に進む場合は今後契約や価格交渉などで関わることになるため、印象を悪くしないよう最低限のマナーを守りましょう。

具体的には以下の点に注意が必要です。

  • 内覧前と内覧後にはきちんと挨拶をする
  • 室内を撮影するときは許可を取る
  • 子供が走り回るなどして壁や床、家具を傷つけたり汚したりしないようにする
  • 最低限の人数で内覧する

マナーといわれると緊張してしまうかもしれませんが、上記の点を押さえていれば、必要以上にかしこまらずに見学を行えます。

収納なども許可を取って確認する

売主が居住中の中古物件を内覧する場合は、収納や部屋の扉を開ける前に許可を得るようにしましょう。

内覧に対応している物件とは言え、居住中である以上部屋の中はすべてプライベートな部分です。勝手に収納や部屋をのぞくと売主に不快に思われるおそれがあります。

しかし、だからと言って遠慮して収納などを確認しないのも良くありません。事前に許可さえ取れば問題ありません。

見ても良いか尋ねること自体は失礼ではないので、遠慮せずしっかり確認しましょう。

わからないことは積極的に質問する

内覧中にわからないことや気になることが出てきた場合は、積極的に質問することも重要です。

その場で質問することで、実際に気になる箇所を見ながら納得いくまで話を聞けるでしょう。

同行した不動産会社の担当者に質問するのも良いですが、住み心地や周辺環境については売主に聞いた方が実情を聞くことができます。

ただし、購入価格に関することは内覧後、売主がいないところで不動産会社の担当者に聞きましょう。

家具などの寸法を測っていく

中古物件の内覧前に、入居後に置こうと思っている家具や家電の寸法を測っておきましょう。

内覧時にはその物件の雰囲気を見るだけでなく、実際にそこに住んでみたときのことを具体的に想像することも重要です。

ベッドや冷蔵庫、ソファなどのサイズを把握しておけば、家具を搬入した結果思っていたより手狭になった、予定通りに家具を置くとコンセントのプラグが隠れてしまうなどといったトラブルを防げます。

中古物件内覧時の持ち物

中古物件の内覧時の持ち物は次の通りです。

  • スマートフォン
  • 筆記用具
  • メジャー
  • 販売図面
  • 内覧チェックリスト

スマートフォンは写真や動画を撮影するために必要です。コンパスのアプリをダウンロードしておくとなお良いでしょう。

筆記用具は図面にメモをするため、メジャーは室内の寸法を測るために使います。販売図面は不動産会社側で用意してくれることが多いですが、念のため印刷して持参していくと安心です。

内覧時のチェックリストは以下の記事で紹介しているので、参考にしてください。

【関連記事「中古マンション内覧時のチェックリスト 準備するものや注意点も解説」】

中古物件内覧時の外観・共有部のチェックポイント

外観・共有部チェックポイント

ここからは、中古物件内覧時に押さえておくべきチェックポイントを解説します。

まずは外観・共有部についてです。共有部に関しては他の住人の使い方などにも注目しましょう。

置き場が汚れていないか

ゴミ置き場の状態を見ると、住民のマナーや物件の管理状態がわかります。

ゴミ出しの日やゴミの出し方といったルールがきちんと守られているかは要チェックポイントです。

ゴミ捨てボックスが用意されていたり、ゴミ捨てエリアにカラスよけの網が用意されていたりと、ゴミ捨て場が散らからないような整備がなされているかも確認してみましょう。

ゴミ捨て場が散らかっているにも関わらず特に対策がされていない場合は、物件の管理が行き渡っていない可能性があります。

駐輪場・駐車場はルールが守られているか

駐輪場や駐車場もよく確認しておきましょう。

駐輪・駐車のルールが守られていない場合、入居後に住民同士でトラブルが起こる可能性があるためです。

また、駐輪場を見てどのような自転車が置かれているかを確認すると、ファミリー層が多い、単身者が多いなどその物件の住民の傾向がわかります。

そのため、車や自転車を持っていない場合であっても、駐輪場や駐車場を確認するようにしましょう。

セキュリティ対策はできているか

特に女性やファミリーの場合は、物件のセキュリティ対策もしっかり確認しておくことが重要です。

防犯カメラはあるか、オートロックはついているかなどを見ておきましょう。

また、中古物件の場合は鍵穴のタイプが古かったり、設備が古くなることでオートロックが作動しにくくなったりしていることもあります。防犯対策の有無だけでなく、それらがきちんと機能しているかどうかまで確認してください。

ポストのサイズや宅配ボックスの有無

郵便ポストのサイズや宅配ボックスの有無も要チェックポイントです。

郵便ポストが十分な大きさだったり宅配ボックスがあったりすれば、不在時に荷物が届いても再配達してもらう必要がありません。防犯のため、あえて宅配ボックスに荷物を届けてもらうこともできます。

宅配ボックスについては個数やサイズも確認しておきましょう。大きめのボックスもあれば、大きな荷物や複数の荷物が同時に届いたときにも安心です。

中古物件内覧時の室内のチェックポイント

室内チェックポイント

続いて、中古物件の室内の内覧時にチェックしておくべきポイントを紹介します。

室内を入念にチェックしておくことは入居後の暮らしの満足度にも大きく影響するため、しっかり確認しておきましょう。

日当たりや眺望

中古物件の室内を見るときは、日当たりや眺望を確認しておきましょう。

日当たりによって部屋の明るさや印象が大きく変わります。日当たりが悪いと、洗濯物が乾きにくかったり、ベランダで植物を栽培してもうまく育たなかったりする可能性があります。

日当たりや眺望は写真と実際とで印象が違うこともあるので、内覧時に自分の目で確認してみましょう。なお、閉められているカーテンや窓を開ける際には、事前に売主に許可を取ってください。

においや騒音

室内の見学の際は、においや騒音も注意を向けてみてください。

例えば、かすかに排水溝のにおいがするという場合、内覧時だけなら問題なくても、入居後に毎日そこで生活しているとより気になってしまう可能性があります。

壁紙にもにおいがついていることがあるので、汚れと合わせて確認してみましょう。

騒音については、内覧時だけでは把握しきれないことが多いです。早朝や夜間、休日の騒音はどうか、隣や上下階からの音の響きはどうかなど、売主に聞いてみると良いでしょう。

水回りの機能性

こまめな手入れが必要になる水回りの機能性も、要確認ポイントです。

キッチンが高すぎたり低すぎたり、使いにくい形状だったりすると不便なだけでなく、日々の掃除がしにくいなどのデメリットがあります。

トイレや浴室については、清潔感があるかもよく確認してみましょう。黒ずみや黄ばみなどの汚れが気になる場合は、入居前にクリーニングやリフォームが必要になり、コストがかかることもあります。

手持ちの家具や家電を配置できるか

内覧時には、メジャーを持参して実際に家具や家電を置きたい場所を測ってみましょう。

実際に家具・家電を置くと思っていたよりも部屋が狭くなることもあるので、どれくらい余白のスペースが残るのかも見ておくと良いです。

また、家電を置く予定の場所の近くにコンセントがあるかも要チェックです。

コンセントについては、調理家電などに使用した上で、掃除機など一時的に使うためのコンセントが残るかどうかも見ておきましょう。

部屋の暑さ・寒さはどうか

部屋の暑さや寒さもよく確認しておきましょう。

部屋の冷えやすさや日光による温まりやすさ、隙間風、部屋全体の湿気などが主なチェックポイントです。

リビングや各個室はもちろん、脱衣所やトイレなどの熱のこもりやすさも見ておくと良いでしょう。

内覧時にエアコンや除湿機などがついている場合はこうした点の確認が難しいので、売主に聞いてみることがポイントです。

暑さ・寒さの感じ方は人によっても異なりますが、気になる場合は冬の暖房機器の使い方や 、夏はいつ頃から冷房が必要になるのかなども確認しておくと参考になります。

どこまでリノベーションできるか

入居後にリノベーションを検討している場合、内覧の際にリノベーション後のイメージを持つことができることが理想です。

しかし、マンションの場合は規約によって、水回りの位置や風呂のサイズを変えられなかったり、フローリングが禁止されていたりすることがあるので、思い通りのリフォームができないこともあります。

どこまでリノベーションできるのか、不動産会社の担当者に確認しましょう。

リノベーションの工事ができる時間帯・曜日も指定されていることがあるので、あわせて確認しておきましょう。

周辺環境のチェックポイント

周辺環境のチェックポイント

中古物件の内覧では、外観・共用部や室内だけでなく物件の周辺環境をチェックすることも必要です。

暮らしの利便性や安全性に関わる部分なので、しっかり確認しておきましょう。

生活に便利な店や施設が揃っているか

まずは、物件の近くに便利な店や施設が揃っているか確認しましょう。

周辺にスーパー、薬局、銀行、病院、学校などあると生活がより便利になります。

地図上で確認するだけでなく、実際に自分や子供の足で歩いてどれくらいなのか、それぞれの店や施設の雰囲気はどのような感じなのか見てみることが大切です。

駅やバス停までの距離、中心街へのアクセスなども確認しておくと良いでしょう。

近隣に危険な道はないか

駅までの道や通学路などに危険な場所がないかも確認しておくべきです。

具体的には、信号のない横断歩道や見晴らしの悪い道路、街灯の少ない道がないか見ておきましょう。

また、混雑しやすい道も事故が起こるリスクがあったり渋滞に巻き込まれて不便な思いをしたりすることがあります。

混雑状況や道路の見晴らしなどは時間帯によって異なることも多いので、気になる場合は時間を変えて周辺を歩き、周辺道路の状況をしっかりと把握しましょう。

実際に住んでいる売主や不動産会社の担当者に確認することをおすすめします。

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リノベーション済の状態を確認して判断できる

リノヴェックスマンションは、リノベーション済みの完成した状態を確認したうえで購入を検討することができます。

「購入後にここをリノベーションすれば良くなるはず」といった見えない要素を排除した状態で購入できるため、初めての中古物件の購入でも安心感があります。

またリノベーションの情報収集、プラン検討、施工に時間や労力を割くことなく、すぐに入居できる点もメリットの一つです。

注意点を守って中古物件の内覧を進めよう

中古物件の内覧では、マナーを守りながら売主や不動産会社の担当者に積極的に質問をし、購入の判断をするためにしっかり確認することが重要です。

本記事で紹介したチェックポイントに沿って、さまざまな観点から物件を確認してみましょう。

インテリックスのリノヴェックスマンションなら、リノベーション後の物件を確認したうえで購入を検討できるので安心です。納得のいく物件購入をご希望の方は、ぜひ一度インテリックスまでお問い合わせください。

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